探偵と興信所の違いと選び方!料金の相場や調査内容について

探偵

 こんな人に最適な記事です!

  • 探偵事務所と興信所の違いがよく分からない方!
  • 調査料金が気になり探偵事務所と興信所で迷っている方!
  • 探偵や興信所がどこまで調査をやってくれるか知りたい方!

調査するなら「探偵だよね」。そうだとしても探偵事務所と興信所どちらに依頼したらいいのかわからず困っていませんか?問題解決に向けて動きだそうと思ったのに、新たな壁にぶつかったようで憂鬱な気分になりますよね。

 そこで今回は、探偵事務所と興信所の違いを明確にしたのち、調査料金の相場や引き受けてくれる調査の内容について紹介します。また選び方のポイントも添えておきますので、是非とも最後までお読みいただけると幸いです。

 この記事を最後まで読むと

  • 探偵事務所と興信所の違いがわかるとスッキリできる
  • 調査会社選びの見極めでき、調査を依頼する前の不安がなくなる
  • 今抱えている問題をどこで解決できるか判断しやすくなる
  • 悩んでいる時間を減らせる

探偵事務所と興信所の違いと選び方は?

探偵事務所と興信所に違いがあるのか、また選び方のポイントについて解説していきます。

結論を述べると、現代の探偵事務所と興信所の業務において大きな違いはありません。

2007年に施行された探偵業法でも、明確な線引きはないからです。探偵事務所も興信所も調査業務を請け負う会社として同一の括りになるでしょう。

 参考:「警視庁/探偵業の業務の適正化に関する法律等の解釈運用基準」

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/tantei/tantei_menu/tantei_gaiyo.files/tantei_kaisyaku.pdf

 ただし、現代においての話です。歴史を明治時代までさかのぼると、探偵事務所と興信所には違いがありました。

■■探偵事務所と興信所に違いがあった時代

明治時代、探偵事務所と興信所では、業務内容と依頼主が異なっていました。

当時、探偵は身分を明かさず個人の秘密を調べる職業。ときには警察や刑事と同様に事件・犯罪に関わる仕事もしていました。一方、身分を明かし、企業間の信用調査をしていたのが興信所だったのです。

つまり、調べる対象や目的に明確な違いがあったため、業務内容ごとに役割を担う会社を分けていたといえるでしょう。

 このような成り立ちから、現代の探偵事務所と興信所も過去のイメージを重ねて「違いがあるのでは」と考える方も少なくないのでは。しかしながら現在、探偵事務所と興信所の境界線はなくなっています。

たとえば、探偵事務所と称し「興信所」と書き加えて信用調査に強い業者もいれば、その逆で、浮気調査を得意としている興信所も見受けられます。

よって、現代の探偵事務所と興信所において違いはないと考えていいでしょう。

■■探偵事務所と興信所の選び方のポイント

探偵事務所と興信所の選び方についてです。上記で述べたとおり、探偵事務所と興信所に違いはないことを踏まえると、選び方のポイントは以下になります。

  • 依頼したい内容の調査を受け付けているか、また注力しているか否か
  • 専門的な知識やスキルを持っていると明言しているか
  • 調査はどこまで対応してくれるのか(例:浮気調査の場合、身元調査が含めている調査会社あり)
  • 調査費用について内訳を詳しく説明しているか

そのほか、探偵事務所と興信所のどちらかに絞らないことも選ぶポイントになります。調査のテクニックやスキルに自信を持ち、実績を積み上げている調査会社を選ぶようにしましょう。

選び方のポイントは、公式サイトを眺めただけでは判断できません。探偵事務所、興信所の相談室にて、対面した状況で質問してみてくださいね。

探偵事務所と興信所の料金の相場は?

探偵事務所と興信所には、料金の相場に大差はありません。

先述した探偵事務所と興信所の過去のイメージに戸惑い、料金の相場にも差があるのではと予想していた方もいるかもしれませんね。

しかし、探偵事務所も興信所も今となっては双方とも同様の業務を請け負う調査会社として認知されています。調査会社の規模や業務内容により料金に変動があるため、一概にどちらか一方の料金相場が安い、あるいは高いとはいいきれないでしょう。

また、国や警視庁が公開する探偵業法の内容をみても、探偵事務所と興信所を区別しておらず、料金設定に関して特別なルールも設けていません。

探偵事務所と興信所の料金相場を比べるよりも、全国展開または地元密着型の業者ごとで相場を比較したほうが得策です。

興信所だから料金相場が安い、探偵だから料金相場が高い、またはその逆になるかもと悩み続ける必要はありません。固定観念を捨て、まずは各調査会社に相談して料金の見積もりをもらいましょう。

探偵事務所と興信所の調査してもらえる内容とは?

探偵事務所と興信は、探偵業法の定義に基づいた内容の調査であれば引き受けてくれます。また、違法性がないと判断された内容なら調査可能になることもあります。

基本的には「聞き込み」「張り込み」「尾行」の3つの方法による情報収集です

ではわかりやすいように、具体的に調査内容の例を挙げます。 

  • 浮気調査
  • 素行調査
  • 人探し調査
  • 所在調査
  • 信用調査
  • 結婚調査
  • 身元調査
  • いじめ調査
  • ストーカー調査

このほか、違法ではない内容の調査には「盗聴器・盗撮器発見調査」があります。これらの機材を許可もなく取り付けるのは犯罪ですが、確認や発見は法には触れない作業。

撤去においては、有資格者が必須になる場所が一部あります。(例:コンセントの裏)それ以外の場所であれば、探偵事務所や興信所のスタッフでも撤去が可能です。

確認すべき点として、上記に挙げた調査内容を請け負っていない探偵事務所や興信所もある、これも覚えておきましょう。

 また、調査の内容によって得意分野があったり、ひとつの調査に特化した専門の部署を設けていたりする場合もあります。依頼を考えた際、相談の段階で「どこまで調査してもらえるか」を探偵事務所や興信所に質問してみましょう。

 まとめ

今回は、探偵事務所と興信所の違いを知るために歴史を振り返り、そこから選び方のポイントや料金相場、引き受けている調査内容について紹介しました。 現代の探偵事務所と興信所において明確な違いはありません。

 「信用調査を頼むなら興信所でしょ」と偏った考え、「どっちに依頼するべき」といった迷いが少しでも減らせたのなら嬉しく思います。

 調査ひとつで数カ月先の未来が変わる可能性があります。調査内容をきちんと丁寧に説明をしてくれる調査会社を選びましょう。

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